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やっぱりそれだけじゃ物足りないので、
突発でこねた書きました。
いつも以上に時間かかってないので、その辺はお許し下さい。
ただの苦労人のお話です。
続きからどうぞ。
■お母さんの憂鬱■
「ひつ、お誕生日おめでとう。」
「おめでとー!飲め飲め。」
「あ、ありがとう。」
本日は俺の誕生日。
えっと。
今、居酒屋でサキトとにぃやに祝われてるわけなんですけど。
どう考えても、俺邪魔だよね?
一応サキトから誘われたとき、お断りはしたんだよ。
したんだけど、にぃやまで出て来て、「予定ないんだろ?いいじゃん。」と。
予定なくて悪かったな。
そう思ったけど、とりあえずにぃやに悪気はないと思うのでやめておいた。
で、今に至る。
飲みは大好きだし、俺だって祝ってもらえるのは嬉しい。
なのになぜ俺が断ったかというと。
邪魔ものだろ!?っていう理由以外にもちゃんとある。
この二人、酔うとすごいんです!!!!!
にぃやなんて、酔うと熱く語りだすしさ。
ごめん。
はっきりいってうざいんだよね。
まぁ、言わないけど。
サキトはサキトで、感情丸出しにするから、
サキトと二人で飲んでたりするとまだいいんだけど、
今日みたいににぃやいると・・・ちょっと、困る。
だって、ほら。
「だーかーらー、俺はサキトとぜってー結婚すっから。な?」
「あははっ!できないって。一緒に住むのはできるけど。」
「できるって。あー、今度のライブファイナルで発表すっか?」
「何言ってんのにぃやー。」
にぃやは真剣に熱いし、サキトは笑い上戸で意味わかってねぇし。
しかも声がでかいんだよ!!(某ヘタレがな)
普通ならサキトも、「にぃや大声でうるさいよ。」くらいはいうだろうに・・・。
あぁ、もう、周りのみんな見てるから。
これならゾジのお守の方がまだマシだって・・・。
最終的には二人でいちゃつき始める始末。
もうさ。
ねぇ。
俺って一体なんなの??
結局そのまま、ふらふら状態の二人をタクシーに乗せて、
ちゃんと家まで届けて(にぃやの家に二人とも置いてきた)、
やっと俺が家に着いたころには、俺の誕生日はもう終わっていた。
もうね、何だったの、俺の誕生日。
だけど。
これからもあの二人は変わらないでほしいなんて、
思ってしまう俺って、自ら苦労人の道選んでるよな。
まぁ、本人たちには言わないけどね。
よし。
風呂に入って寝るか。
そう思った時。
ピンポーーーーン。
「昨日仕事で飲みの時間間に合わなかったけど、今から祝おう!一日遅れ!!」
「うぃーっす。おめでとさん。酒持ってきたから飲もうぜ。俺はジュースな。」
よみとるかさん・・・。
俺の悪夢がまた始まった・・・。
だけど。
これはこれで楽しいもんだよ。
だって、全部俺のため。
俺を祝うためにしてくれてること。
ありがとう。
いい歳を過ごせそうな気がする。
END
はい。終了です。
苦労人な彼を書きたかった。
だけど、ちゃんと見守ってる。
自己満足でした。