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2008/03/10 (Mon)
さっき言ってたけど、さっそく書いちゃった・・・。
甘いような気がするので、だめな方は注意。
ではでは続きからどうぞ。
甘いような気がするので、だめな方は注意。
ではでは続きからどうぞ。
■さきとの日■
「あ、今日サキトの日じゃん!」
お風呂入って、さてゲームでも、と思っていた時。
すでにお風呂を済ませ、ビールを飲んでいたにぃやが言う。
「は?何?」
「だーかーらー、3/10だからサキトの日」
・・・まぁ、確かにそうなんだけど。
結構無理やり感ない??
それに、まぁ、だからって何をするわけでもないでしょ。
「何?なんかくれるの?」
「いや、やんねぇけど・・・。」
なんか、少し呆れた顔された。
くそぅ。
ちょっと言ってみただけなのに。
(でも少しは期待してみたのに)
「じゃー、別に何も特別なことないじゃん。」
「いや、だからさ。ぞじーたちのラジオ聴いたことある?」
「・・あるけど。」
あぁ、そういうこと、か。
ぞじさんたちは、語呂合わせや誕生日とかに、そのメンバーのいいところを1分間しゃべるっていうことをしている。
きっと、言いたいのはそのことだろう。
「俺がサキトのいいところについて、1分語ります。」
ほらきた。
でも・・・まぁ、興味はある。
普段にぃやは、俺のどんなところを長所だと思って惚れてくれているのか。
「サキトはかわいい。サキトはセクシー。」
・・・まぁ、うん。
それ俺の武器だから。
言わないけどさ。
「サキトはギターが好き。サキトは頭がいい。」
うんうん。
意外と恥ずかしいけど気持ちいい。
「サキトはぁ・・・んーと。」
え・・・ちょっ。
もうないわけ??
「サキトは優しい。」
なんか・・・もうとりあえず何でもいいから言った感じがするんだけど。
「サキトは・・・年相応に見えない。年上に見える。」
何?老けてるってこと?
・・・お前に言われたくねぇよ。
俺は自分のこぶしを軽く握りしめる。
怒りを我慢しなきゃ。
「サキトは実はえろい。」
・・・・・。
にぃやさぁ。
そんな微笑ましそうな顔で言ってもダメだって。
とりあえず笑った顔は崩さないでおいてやった。
「サキトは・・・。あー・・・なんだっけ。ゲームが好きだ。」
事実だけど、別にもういいところでも何でもないよね。
だけど、考えるにぃやの顔は楽しそうで嬉しそうだ。
だから、まぁ、いいけど。
たぶん、俺がにぃやのいいところ言ったほうが、全然出てくるよ。
むしろ、にぃやは俺に対してこんな長所しかないと思ってるのか。
そう考えるとショックだ。
「サキトは・・・。うーーーーん。」
「はい、あと10秒。もう時間ないよ。」
「あー、あった。サキトは俺のこと大好き。」
うぬぼれてやがるけど。
でも、うん。
否定できないのが悔しい。
「・・・・・はい、終了。」
まぁ、俺の長所はたいしてあがってないけどね。
多分、俺がにぃやのいいところあげたら、本当にきりがないよ。
それくらい出てくる自信あったのにさ。
「・・・最後の何・・・?。」
「ん?サキトの長所だろ?」
「・・・あっそ。」
「あー、でもそっか。もう一個言いたかった。」
にぃやが悔しそうに言うから、とりあえず聞いてやった。
ら。
「咲人は俺を夢中にさせる。も追加。」
・・・・・。
にぃや。
お前、何でそんな・・・。
俺が夢中になるってば。
何気に言われた言葉は、俺にとっては最高に嬉しい言葉だった。
こんなこと言われるならさ。
来年もやってほしい。
というよりは、誕生日にまた、同じことを言ってほしいくらい。
それくらい嬉しい言葉だったよ。
最後の方の無礼な言葉は全部チャラにしてあげるからさ。
また言ってよ。
今度はちゃんと、俺への愛の言葉として、ね。
END
おそまつさまでした。
・・・あまっ。
「あ、今日サキトの日じゃん!」
お風呂入って、さてゲームでも、と思っていた時。
すでにお風呂を済ませ、ビールを飲んでいたにぃやが言う。
「は?何?」
「だーかーらー、3/10だからサキトの日」
・・・まぁ、確かにそうなんだけど。
結構無理やり感ない??
それに、まぁ、だからって何をするわけでもないでしょ。
「何?なんかくれるの?」
「いや、やんねぇけど・・・。」
なんか、少し呆れた顔された。
くそぅ。
ちょっと言ってみただけなのに。
(でも少しは期待してみたのに)
「じゃー、別に何も特別なことないじゃん。」
「いや、だからさ。ぞじーたちのラジオ聴いたことある?」
「・・あるけど。」
あぁ、そういうこと、か。
ぞじさんたちは、語呂合わせや誕生日とかに、そのメンバーのいいところを1分間しゃべるっていうことをしている。
きっと、言いたいのはそのことだろう。
「俺がサキトのいいところについて、1分語ります。」
ほらきた。
でも・・・まぁ、興味はある。
普段にぃやは、俺のどんなところを長所だと思って惚れてくれているのか。
「サキトはかわいい。サキトはセクシー。」
・・・まぁ、うん。
それ俺の武器だから。
言わないけどさ。
「サキトはギターが好き。サキトは頭がいい。」
うんうん。
意外と恥ずかしいけど気持ちいい。
「サキトはぁ・・・んーと。」
え・・・ちょっ。
もうないわけ??
「サキトは優しい。」
なんか・・・もうとりあえず何でもいいから言った感じがするんだけど。
「サキトは・・・年相応に見えない。年上に見える。」
何?老けてるってこと?
・・・お前に言われたくねぇよ。
俺は自分のこぶしを軽く握りしめる。
怒りを我慢しなきゃ。
「サキトは実はえろい。」
・・・・・。
にぃやさぁ。
そんな微笑ましそうな顔で言ってもダメだって。
とりあえず笑った顔は崩さないでおいてやった。
「サキトは・・・。あー・・・なんだっけ。ゲームが好きだ。」
事実だけど、別にもういいところでも何でもないよね。
だけど、考えるにぃやの顔は楽しそうで嬉しそうだ。
だから、まぁ、いいけど。
たぶん、俺がにぃやのいいところ言ったほうが、全然出てくるよ。
むしろ、にぃやは俺に対してこんな長所しかないと思ってるのか。
そう考えるとショックだ。
「サキトは・・・。うーーーーん。」
「はい、あと10秒。もう時間ないよ。」
「あー、あった。サキトは俺のこと大好き。」
うぬぼれてやがるけど。
でも、うん。
否定できないのが悔しい。
「・・・・・はい、終了。」
まぁ、俺の長所はたいしてあがってないけどね。
多分、俺がにぃやのいいところあげたら、本当にきりがないよ。
それくらい出てくる自信あったのにさ。
「・・・最後の何・・・?。」
「ん?サキトの長所だろ?」
「・・・あっそ。」
「あー、でもそっか。もう一個言いたかった。」
にぃやが悔しそうに言うから、とりあえず聞いてやった。
ら。
「咲人は俺を夢中にさせる。も追加。」
・・・・・。
にぃや。
お前、何でそんな・・・。
俺が夢中になるってば。
何気に言われた言葉は、俺にとっては最高に嬉しい言葉だった。
こんなこと言われるならさ。
来年もやってほしい。
というよりは、誕生日にまた、同じことを言ってほしいくらい。
それくらい嬉しい言葉だったよ。
最後の方の無礼な言葉は全部チャラにしてあげるからさ。
また言ってよ。
今度はちゃんと、俺への愛の言葉として、ね。
END
おそまつさまでした。
・・・あまっ。
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